壺屋でも龍巻”タックワサー”という盛上げ技法で作陶されている方はほぼこの
小橋川勇氏だけとなってしまいました。
この方の特徴は何と言っても龍の眼。
今にも宙を自由に飛び回りそうで生き生きとしていますね。
現代の沖縄を代表する名工ですが、作品数が少なく世間に出回る事はほとんどありません。
こちらの作品もご本人と長い付き合いの方が20年以上前に直接発注して製作されたモノ。
一度も市場に出ていない初もの、ワンオーナー品です。

こちらは高さ50cmを超えるとても大きな甕(壺。)古酒用の酒甕として良いと思いますが、酒が入るとまず移動できない重さになると思います。
壺本体だけでも相当な重量です。
２柱の鋭い目つきの龍が正面をまるで威嚇するかのように睨み付け、悪い物を寄せ付けません。
全体に細かくドット状の模様が彫られ、首には緑釉がかかりアクセントになっていますね。
壺屋を代表するような美術品。これだけを展示してもよいですし、高く枝花を活けても素敵ですので
花器として、大型作品に向いているお品だと思います。

銅部分に＜勇＞の刻印あり
無傷。箱等付属はありません。


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***商談中***

サイズ：Ｗ45＊Ｄ36＊Ｈ52ｃｍ