サトウハチロー先生の＜さようなら都電＞という歌詞から始まる
盛りだくさんの写真集です。
明治１５年の鉄道馬車から始まり1971年昭和46年までの
繁栄と衰退を本当に魅力満載なたくさんの写真で埋め尽くしています。
都電の写真も魅力ですが、明治大正昭和初期の東京の街並みや庶民の生活を
垣間見れる資料としても素晴らしい一冊！
関東大震災や戦時・戦後の悲惨な写真や、焼け野原をいち早く復興に向け走り出す
都電を見ていると、この時代の方々のおかげで今日があると痛感します。
高度成長期、あっという間に様変わりしていく街並みも必見。
都電に関しても勿論、その時々の路線図や乗車券のすべて、花電車、レールの全種類、
全車両紹介、都電に関する歌の歌詞など素晴らしい内容です!
そして、オリジナル付録の東京電車唱歌のソノシート
（勿論朝日ソノラマ製）も綺麗に残っています。
永久保存版、これほど写真の充実した物はありません。
段ボール製のカバーにヤケあり、他はきれいです。

サイズ：26.5×31.5ｃｍ